和歌山県高野山・奈良信貴山への参拝紀行
一泊目の奈良信貴山では、護摩祈祷で所願成就のお祈りを体験し、二泊目の高野山では、御先祖様の御供養を執り行いました。 二泊ともお寺(宿坊)に泊めていただき、そこでは日常生活を離れ、食事は精進料理を堪能し、大自然に囲まれた霊山で有意義な時間を過ごしました。
当院では、数年に一度檀信徒や希望者と供に高野山をはじめ、四国遍路、仏教の聖地を巡拝しております。写真は平成二十六年春の様子です。
参拝紀行ギャラリー
弘法大師空海によって開山した聖地 「高野山」を巡る
某年、4月5日早朝6時より千手院護摩堂で毘沙門天の霊験あらたかなるお護摩のお勤めのあと、朝護孫子寺本堂で迫力ある大般若祈祷の功徳を頂戴いたしました。
九度山の慈尊院に立ち寄り、本堂にてお参りしてきました。弘法大師空海の母・玉依御前(阿刀氏)が高野山を見にやってきたものの、山上は女人禁制で入れなかったため、この場所に滞在していたことでも知られており、 弘法大師空海は1ヶ月に九度の頻度で、高野山町石道を歩いて母に会いに来たと言われ、それが「九度山」という地名の由来となったそうです。
その後、高野山 奥ノ院御廟を巡拝し、報恩院へ。
4月6日朝6時半より報恩院の霊気漂う厳かな本堂で檀信徒の皆様の格家先祖供養を執り行いました。 報恩院を出ると、夜から降っていた雪が積もり辺り一面雪景色に変わっておりました。
御本山金剛峯寺へ向かい、大師教会では、授戒を受けました。 真言宗の国宝並びに重文化財が保管・展示されている霊宝館を見学し、高野山を出発いたしました。